抱きしめたい」(だきしめたい)は、Mr.Childrenの2枚目のシングル。1992年12月1日(当時桜井和寿22歳)にトイズファクトリーより発売。
 
抱きしめたい の歌詞

出会った日と同じように

霧雨けむる静かな夜

目を閉じれば浮かんでくる

あの日のままの二人


人波で溢れた

街のショウウィンドウ

見とれた君が ふいに

つまずいたその時

受け止めた両手のぬくもりが今でも


抱きしめたい 溢れるほどの

想いがこぼれてしまう前に

二人だけの夢を胸に

歩いてゆこう

終わった恋の心の傷跡は僕にあずけて


キャンドルを灯すように

そっと二人 育ててきた

形のないこの想いは

今はもう消えはしない


震えそうな夜に

声をひそめ君と

指切りしたあの約束

忘れてやしないよ

心配しないで

君だけを見ている


もしも君が泣きたい位に

傷つき肩を落とす時には

誰よりも素敵な笑顔を

探しに行こう


全ての事を受け止めて行きたい

ずっと二人で


抱きしめたい 溢れるほどに

君への想いが込みあげてく

どんな時も君と肩をならべて

歩いていける

もしも君が寂しい時には

いつも僕がそばにいるから 

概要

『Kind of Love』と同時発売。アルバムにも収録されたため最高順位は56位に留まり、発売当時は一部のラジオを除いて全く話題にならなかった。

ベストアルバム『Mr.Children 1992-1995』のライナーノーツでは累計売上が大幅に水増しされており、オリコン集計とは数字が異なる。

収録曲

  1. 抱きしめたい
    • 作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
      桜井は当初この曲をクリスマスソングとして考えていたため、歌詞の「震えそうな夜に」を「クリスマスの夜に」にしようとしていたが、小林が反対したことにより現在の歌詞になった。ドームツアー「MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥U"」、「Mr.Children DOME TOUR 2009 〜SUPERMARKET FANTASY〜」でこの曲を演奏した際には「クリスマスの夜に」と歌っている。
      元々はトイズファクトリーの先輩であり、友人でもあった宮田和弥の結婚式で披露するために作った曲だったが、結局宮田の結婚式では歌われなかった。
      前述の通り売れなかったが、ブレイク後は一転して、初期の代表曲の1つとなった。売れなかったシングル曲の中でベストアルバム『LAND IN ASIA』に収録されたのはこの曲のみである。
      当初、桜井が小林の家に持ち込んだデモテープでは、サビは転調していなかったが、小林のアイデアでイントロとサビでB♭に、ラストのサビではCに転調するアレンジが加えられた。
      1996年に放送されたフジテレビ系テレビドラマ「ピュア」の最終回で、挿入歌として使用されている。
  2. 君の事以外は何も考えられない
    • 作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
    矢崎総業CMソング。
    アマチュア時代から存在する曲で、Mr.Childrenの楽曲で初めてタイアップがついた。
    桜井が当時付き合っていた女性のことだけを考えて書いたラブソングで、4回登場するサビは全て同じ歌詞である。
    『B-SIDE』に収録されている楽曲では最も古い曲である。
  3. 抱きしめたい (Instrumental Version)
    • 作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children

収録アルバム

  • 『Kind of Love』(#1)
  • 『LAND IN ASIA』(#1)
  • 『Mr.Children 1992-1995』(#1)
  • 『B-SIDE』(#2)

カバー

  • 河村隆一(2007年、アルバム『evergreen anniversary edition』)
  • 杏里(2008年、アルバム『tears of anri 2』)